「美しくなるため」「かっこよくなるため」
女性と男性が体を鍛える、根本的な理由は同じです。
しかし、鍛え方は女性と男性で違っていたりします。
女性は美しいスタイルを維持するため、男性はより男らしい体になるため、それぞれの目的に合った鍛え方をします。
鍛える箇所も、男性側と女性側で違ってきます。
「大胸筋を発達させたい、腕を太くしたい」と思う女性が少ないのと同じように、「おしりをキレイにシェイプアップしたい」と思う男性は少ないです。
「おしりの筋トレは女性が行うもの」というイメージを持っているのでしょう。
案外、男性のきれいなおしりを好む女性は多いです。それなのにおしりを鍛えないのはもったいないですね。
そこで、筋トレBIG3と言われる、スクワットの美尻効果を解説します。
健康的にモテる体【健モテ】な体づくりを目指して、スクワットで引き締まった、モテるおしりになりましょう。
目次
スクワットとは
スクワットは自分の体重を負荷にする「自重トレーニング」の1つで、下半身のトレーニングとしては最も有名です。
部活や体育でも多く行われているので、知っている人や、したことのある人がほとんどだと思います。
そんなメジャーなスクワットですが、実は「ベンチプレス」「デットリフト」と並んで、筋トレBIG3と呼ばれています。
筋トレ上級者でも行うトレーニングだということです。
スクワットで鍛えられる筋肉
スクワットでは、主に次の筋肉が鍛えられます。
1. 大臀筋
2. 大腿筋
3. ハムストリング
4. ふくらはぎの筋肉
5. 腹筋
6. 背筋
7. インナーマッスル
1. 大臀筋
おしりの筋肉で、人体のなかでもトップクラスに大きい筋肉です。
この筋肉を鍛えることで、おしりが引き締まり、美尻になります。
また、大きい筋肉を鍛えると基礎代謝が上がります。
大臀筋を鍛えることで、太りにくい体になれるのです。
スクワットで鍛えられるメインの筋肉で、体を上げるときに力を加え、下げるときにブレーキの役割を果たします。
2. 大腿筋
太ももの正面の筋肉で、大きく力の強い筋肉です。
鍛えることで基礎代謝が上がることはもちろん、たくましい太ももは女性からも人気です。
この筋肉は歩くために必要です。日常生活で重要な役割を担っています。
スクワットで鍛えられるメインの筋肉です。体を上げるときに爆発的収縮し、下げるときに伸びながら力を加えます。
3. ハムストリング
太ももの裏側の筋肉で面積の大きな筋肉です。主に走る時に使われる筋肉です。
大臀筋と同じく、鍛えることで後ろ姿も引き締まった体になれます。
スクワットでは大臀筋の補助として作用します。体を下げるとき、この筋肉のお陰で、大臀筋が効率よくブレーキをかけられます。
4. ふくらはぎの筋肉
スクワットではひらめ筋、腓腹筋(ひふくきん)、前頸骨筋(ぜんけいこつきん)といった、ふくらはぎの筋肉も鍛えられます。
スクワットでスマートでセクシーな足首を手に入れられます。
5. 腹筋
鍛えることでセクシーな「シックスパック」を手に入れられる腹筋も、スクワットで鍛えることができます。
スクワットで、上半身の姿勢を安定させるためには、腹筋を固めないといけません。
スクワットの最中は、常に腹筋に力をいれている状態ですので、みるみる腹筋が割れていきます。
6. 背筋
スクワットでの姿勢維持では腹筋だけでなく、背筋も鍛えることができます。特に鍛えられるのが「脊柱起立筋」という、上半身の姿勢維持に欠かせない筋肉です。
この筋肉を鍛えることで、背中に縦のラインが現れます。通称「背中のシックスパック」、セクシーな背中には欠かせないポイントです。
スクワットは背中を反らせた状態、脊柱起立筋が最も固まる体勢で姿勢を維持します。
効率よく鍛えることができます。
7. インナーマッスル
インナーマッスルは体の深い位置にある筋肉のことです。普段意識して鍛えることが難しい筋肉ですが、姿勢の維持、呼吸に意識を持っていくことで、鍛えることができます。
インナーマッスルを鍛えると、体内の基礎代謝が上がり、太りにくい体になれます。
高度なバランス感覚が要求されるスクワットでは、インナーマッスルも鍛えることができます。
スクワット1つで、これほど様々な筋肉を鍛えることができます。筋トレBIG3と呼ばれる意味が、分かってきたのではないでしょうか。
スクワットで注意するポイント
スクワットでは大臀筋を中心に、多くの筋肉が鍛えられることが分かりました。
しかしスクワットは、姿勢(フォーム)が崩れると、筋肉への負荷が分散し、効率よく鍛えることができません。
スクワットで特に注意するポイントは、
「おしりをつき出し、ヒザがつま先から出ないようにする」
ことです。
上の図のように、ヒザがつま先から出ないように意識することで、おしりを可能な限り突き出すことができます。
おしりを突き出すことで大臀筋に高負荷を与えられます。
また、姿勢の維持が難しく、様々な筋肉を使うことになります。
全身をまんべんなく鍛えるためにも、
「つま先」「おしり」
に意識しましょう。
スクワットのトレーニング方法
トレーニングを順番に見ていきましょう。
1. 足を肩幅に開いて立つ
2. 腕はバランスを保つため、前に出す
3. ヒザがつま先から出ないようにし、おしりを突き出しながらゆっくり体を下ろす。
4. 後ろに倒れないポイントまで体を下ろし、1~2秒キープする。
5. 再び、ヒザとつま先を意識し、おしりを突き出しながら元の体勢に戻る。
ここまでが1回です。
1セット 30回
2セット 25回
3セット 20回
※回数はあくまで目安です。筋トレのスピードを早くするとフォームが崩れやすくなります。できるだけゆっくり、全身の筋肉を意識して行いましょう。
まとめ
筋トレBIG3と呼ばれるだけに、スクワットで鍛えられる筋肉はトップクラスに多いです。
基礎代謝が上がり、ダイエット効果も期待できます。
嬉しい副作用だらけのスクワットで、美尻男子になってみませんか?
きっと、女性からの好感度は上がるはずです。
健康的にモテる体【健モテ】な体を目指して、スクワットで全身を鍛えましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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