AGA治療が一般化していますね。
『この世のハゲは確実に減っている!』
そう思いませんか?
筆者も30代に入り、薄毛を気にし始めた一人です。
今回思い切ってAGA治療に踏み切ってみました。
・AGA治療を始めたいけど、どんな治療が効果的なの?
・費用の相場はどれくらいなの?
・まだ薄くなったばかりだからまだ始めなくても大丈夫じゃない?
などなど、同じような思いを持っている人たちの力になりたく、わたしのAGA治療を日記としてまとめていきます。
目次
わたしがAGA治療を始めた理由と状況
わたしは現在30歳です。
父親や両祖父は物心ついたときにはすでにハゲており、漠然と『自分もいつかハゲるんだ、、、』と、ハゲの呪縛を背負って生きてきました。
成人してからもハゲへの恐怖心は強くなる一方で、その頃ちょうどAGA治療のCMが増えていったこともあり『ハゲたら絶対AGA治療してやる!』と決意したことを今でも覚えています。
なので少し安心感を持っていたことも事実ですが。
結婚し、妻に『俺は絶対ハゲるから、ハゲてきたら教えて。AGA治療始めるから』と約束していました。そして先日、ついに頭頂部の薄さを指摘されました。
実のところ自分でも2年ほど前から頭皮が透け始めているのを感じていたのですが現実を受け止められず、妻からの指摘でようやく一歩踏み出す決意を固めたというわけです。
今までは両サイドの髪の毛を持っていくことで隠せていたのに、ついに他人からも分かるようになってきた、、、これは行動しなくては!
正直に指摘してくれた妻にはとても感謝しています。いやまじで!
わたしはまず、CMでよく流れている『頭髪診断』というものに行ってみました。
これについては過去記事にまとめてますので、こちらも見てみてください。
そしてわたしの現在の頭皮状況ですが、これは写真で見た方が早いと思います。
治療の前後を比べるためにも、ということで頭髪クリニックの診断士の方が撮影してくれました。
まずは最も薄毛が進行している頭頂部。
いつもは周りの毛で薄い部分を補うのですが、撮影時は完全に薄い箇所があらわに、、、
こうやってしっかり分け目を作って撮影するとかなり薄いですね。これが現実なんですね。
続いておでこの上、M字の部分です。
M字ハゲに関しては、生まれつきおでこが広いということもあり、あまり進行していないように感じていました。
ただ、こちらもしっかり髪をかき上げて見ると生え際が後退してきています。
これがわたしのスタートラインです。
こうやって画像で見ると結構ハゲていますね~、、、絶対これ以上は進行させないぜ!
ちなみにわたしの薄毛進行度合いは下の票のⅡ~Ⅲだそうです。
このレベルがAGA治療を始めるのにベストなんだとか。
なぜなら毛根は死んでしまえば再生できないから、、、つまり症状が進み、毛根から1本も髪の毛が生えていない場合だと、いくら成長因子やミノキシジルといった治療でもフッサフサには戻れないんです。
ちなみに治療できるのは表の2段目の進行度までです。
表の下の段のレベルだと治療自体を断られる、なんてことにも。ここまでハゲると周りからも言われないレベルです。
言われるうちが幸せですね。
『薄毛治療は早期発見!早期治療!』
手遅れになる前に始めましょう。
まずは自分がハゲ始めていることを自覚することも大切な一歩目です。
グロースファクター(成長因子)ダーマスタンプ療法とは?
わたしが今回受ける治療は『成長因子ダーマスタンプ法』というものです。
成長因子は別名『グロースファクター』ともいい、ダーマスタンプは針を使って薬品を染み込ませる施術です。
この施術方法の説明はいただいたプリントに分かりやすく記載されていたので、そちらを引用します。
成長因子ダーマスタンプ法
液状の成長因子カクテルを頭皮の薄毛が気になる部分に塗布します。
その後、極微細針がついた医療用の電動ダーマスタンプ( ダーマペン)を頭皮に当てていきます。 この針によって頭皮には無数のごく小さな穴が開けられそこから毛 根周辺まで成長因子カクテルを浸透させていきます。ダーマペンは垂 直に小さな穴を開ける医療器具です。従来の器具に比べ、 機械が振動し穴をあける深さを0. 25mm単位で調節しながら細かな治療をすることが可能になり、 頭皮への痛みや不快感も軽減しつつ、より安全に治療効果を高めてい くことができます。
つまり髪の毛を生やすのに効果的な薬品を頭皮に塗り、それを細かな針によって頭皮のより深い部分、毛根に浸透させる施術、ということになります。
この治療方法は薄毛の最大的な要因である成長因子の不足に着目したもので、世界最先端の技術です。
毛髪の成長シグナルを正常に戻すことで、性別を問わずAGA(男性型脱毛症)をはじめとする様々な薄毛に効果的な治療法、つまり『薄毛を根本的に治す』治療なんです。
わたしが治療をお願いした『沖縄頭髪クリニック』では5種類の成長因子成分を頭皮に染み込ませていきます。
・KGF(ケラチン細胞増殖因子)
働き・・・毛髪の形成に必要な成分生成を助ける
効果・・・毛包の発毛環境補正
・IGF(インスリン様成長因子)
働き・・・細胞の成長と発達にかかわる
効果・・・毛母細胞の分裂を促し発毛を促進
・HGF-1(幹細胞増殖因子)
働き・・・毛髪強化因子の発現を促進
効果・・・休止期の毛包を成長期へと誘導
・BFGF(繊維芽細胞増殖因子)
働き・・・血管に作用し、血流を促進
効果・・・十分な栄養を血液にのせて供給
・VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
働き・・・血管に作用し、血流を促進
効果・・・十分な栄養を血液にのせて供給
これら5つの選りすぐられた成長因子で薄毛を効果的に治療します。
HARG療法とグロースファクター療法の違いは?
わたしも最初のヘア診断を受けてから、ネットでいろいろググってみました。
そこで、似たようなAGA治療法『HARG療法(ハーグ療法)』というものを何度か目にしたわけですが、違いは何なのでしょうか?
これについて、説得力のあるサイトを見つけましたので、引用します。
HARG療法・・・とにかく多種の成長因子を選別せず注入。しかし、その中には発毛・育毛にプラスへ作用するものもあれば、マイナスへ働くものも入っている。
グロースファクター療法・・・発毛に有効な成長因子だけを5つに絞り込み注入。
引用:医療社団法人 美翔会
つまり先ほど紹介した5つの選抜成分のみを注入するのがグロースファクター療法なんです。
そのため、HARG療法よりも低コストで行えるというメリットもあります。
グロースファクター療法の費用相場!
わたしが治療する沖縄頭髪クリニックでは、1年間コースで料金は税込64,8000円です。
月2回通うことを目安に、スタンプ治療や頭皮に直接注射するメソセラピーを20回、頭皮マッサージを4回行います。
回数 | 料金 |
---|---|
40回コース | 1,200,000円(税抜) |
30回コース | 900,000円(税抜) |
20回コース | 600,000円(税抜) |
10回コース | 300,000円(税抜) |
ちなみに半年間グロースファクター療法をして頭皮が健康な状態になった後は、ミノキシジルを直接頭皮に注入するメソセラピーに移行します。
メソセラピーは結構痛いそうなので移行した後また痛みのレベルをお伝えしますね。
初期のAGAであれば、1年間で頭皮が蘇ります。
効果が続く期間が気になったので院長先生に聞いてみたのですが、なんと『一生続く』との回答をいただきました。
※ただし生活習慣については担当医からアドバイスされるため、薄毛を進行させるような行動は見直す必要があるようです。
他の薄毛専門クリニックの費用相場はだいたい50万~80万円です。
高いですか?
正直、プロペシア(フェナステリド)とミノキシジルを内服していく治療の方が月々の料金は安いです。
ただ、内服薬のみの治療は一生続けなくてはいけません。
しかも男性機能の低下などの副作用もあるため、飲み続けるのにはリスクが伴います。
グロースファクター療法やHARG療法といった最先端の再生療法は値段こそ高額ですが、1回頭皮が回復すれば効果が長続きするというメリットもあります。
正直これが一番のメリットではないでしょうか?
長い目を見た際にどちらの方がコスパが良いか、しっかり考えることが大切ですよね。
グロースファクター療法の副作用は?
限りなく副作用の少ないグロースファクターダーマスタンプ療法ですが、ごく稀に副作用が出ることがあるんだとか。
ただし、担当医の方によると『わたしたちが施術を開始してから1度も大きな副作用の報告は上がっていません。』とのことでした。
インフルエンザの予防接種の副作用は飛行機事故の確率と同じという話を聞いたことがあるので、そのようなものと思っておきます。
ただ、微小ですが針は針ですので、施術後はヒリヒリ感や処置部分の熱っぽさを感じます。
わたしも小一時間ほどヒリヒリしていましたが、気がつけば治ってました。
だいたい3~4時間ほどで落ち着くようです。
大きな副作用としては、こちらもプリントをいただいたので引用します。
極稀に拒絶反応やアレルギーなどが発生する場合があります。
万一、赤みや熱感を伴う腫れ、 強い痒み等の症状が出現した場合は、 早め当院医師の診察をお受けください。また、使用薬剤「 成長ヘアケア・コンプレックス」 には毛髪再生に有効な成長因子が主成分として含まれている為、 休止期から成長期に移行する初期脱毛などが数例報告されておりま す。(成長期に入ると落ち着きます)※ 悪性腫瘍の既往がある場合成長因子を用いた治療により腫瘍を増大 させる可能性があるとされています( 当院の治療でそのような報告は現在ありません)。 悪性腫瘍の既往がある方は、事前に必ず医師にご報告ください。
初期脱毛は他のAGA治療でも起こるようです。
細くて成長しきれていない毛髪が太い毛に生まれ変わるために抜け落ちるということですね。
事前に知っておけば心の準備もできますよね。
AGA治療初回!ダーマスタンプは痛い?
いよいよ施術の話に入ります。
施術時間は30分ほど。正直あっという間でした。
まずは看護師さんが頭皮から肩にかけてを入念にマッサージしてくれます。
その際、世間話を結構したので、居心地のよさを感じました。
もみほぐされたらいよいよダーマスタンプ開始です。
開始前に毛髪診断士の方がどこを入念的に治療してほしいか伝えていました。
わたしの場合はつむじ周辺とM字部分です。
スタンプは毛流に沿って、おでこから頭頂部にラインを引くような感じで入れていきます。
看護師さんは『痛かったら言ってください。針を調節します』と言っていましたが、正直耐えられない痛みではありません。
ただ、おでこと頭頂部では痛みの感じ方が違い、頭頂部の方は結構痛いです。
わたしの場合は頭頂部周辺をスタンプしているとき、歯を食いしばらなくてはいけないほど痛かったです。
ダーマスタンプの先端はこんな感じです。
小さいですがしっかり針があります。
痛みがあった方がいいのか、はたまた針の長さを変えてもらった方がいいのか、、、
わたし的にはある程度痛みがあった方が効いてそうな気がするのですが、頭皮へのダメージも心配です。
これについて、看護師さんや毛髪診断士の方に聞いてみました。
看護師さんは『痛いかどうかは患者さんにしかわからない。少しチクチクした方が効果的だが痛すぎると頭皮を傷つけるかもしれないので、細かく伝えてほしい。コミュニケーションをとりながら行うことで、最適な施術ができる』とのこと。
なるほど、看護師さんと患者との間には信頼が必要なんですね。
次は細かく伝えようと思います。
一方、毛髪診断士の方は『当院のダーマスタンプは人体に害のない針の長さからスタートしています。なので耐えられる痛みであれば問題ありません』とのこと。
う~ん、、、耐えられなくもなかったのですが。
結論!
害がないということなのである程度の痛みは耐え、歯を食いしばるほどの痛みなら看護師さんに言おうと思います。
ちなみに痛みのレベルは脱毛レーザーのチクチクレベルです。
本当に耐えられなくはないです。
髪を生やすのと抜くのが同じくらいの痛みとは、、、
内服薬『ミノキシジル』の効果や副作用
わたしの治療コースはグロースファクター療法のみではありません。
ミノキシジルの内服薬もあります。
ミノキシジル(Minoxidil)はもともと血圧を下げる目的で作られた薬です。
血管拡張作用があり、服用者の増毛効果がみられたため、薄毛治療に用いられるようになりました。
現在、薄毛治療に効果のある薬として唯一、日本で認可されています。
グロースファクターダーマスタンプにより頭皮の外側から発毛を促し、ミノキシジルで内側からも攻める。
効果ありまくりな気がしますね。
ただ、ミノキシジルは医薬品なため副作用を伴う可能性があります。
さらに人工透析を受けている場合、重度な高血圧症、低血圧症、心疾患、肝臓疾患、肝機能障害のある場合は服用できません。
副作用は次の通りです。
・血圧の低下(元々、降圧剤として開発された薬剤のため)
・心拍数の増加・吐き気、嘔吐・むくみ、めまい
・心電図の一過性のT波の変化・動悸、息切れなど心臓の異常
・体重増加・高カリウム血症・意識障害(眠気、もうろう)
・胸痛・頭痛・皮膚、顔の赤み・腎性全身線維症・性欲減退
・多臓器不全・全身の多毛・肝機能障害
ちょっと難しいのばかりなのですが、気になるのは全身の多毛ですね。
毛を生やす薬なため、しょうがないのですが、、、
ハゲるよりは体毛が濃くなる方がましだと思うのはわたしだけでしょうか?
まとめ
記念すべき、AGA治療の初回を終えました。
これから頭皮が蘇り、一生ハゲなくなると考えると嬉しくなりますね。
生活習慣の見直しは必要そうですが、、、
早めに始めてよかったと、心から思っています。
今後治療を続けていくうえで変化があればその都度ブログにあげていきます。
髪がどのように生えていくのかを伝えられると思いますので、また遊びに来てください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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